用語集
は
?バーゼル合意
国際業務を行う銀行の自己資本比率に関する国際統一基準。BIS規制とも言う。BIS規制では、G10諸国を対象に、自己資本比率の算出方法(融資などの信用リスクのみを対象とする)や、最低基準(8%以上)などが定められ、自己資本比率8%を達成できない銀行は、国際業務から事実上の撤退を余儀なくされる。
パラボリック
J.W.ワイルダー(相対力指数を考案した人と同じ)が考案。SAR(ストップ&リバースポイント)と呼ばれるラインを用いたトレンドフォロー系のテクニカル分析技法。パラボリックは「放物線状の」という意、SARが放物線を描いていることからパラボリックと呼ばれる。上昇しているSARが下降している日足と接触した時に売り、下降しているSARが上昇している日足と接触した時に買いとされる。
バリュー・デート
決済日。スポットでの為替取引(直物取引)における決済日のことで、通常は取引の2営業日後となる。スワップポイントはこのバリュー・デートの日数により計算されるので、実際にポジションを持っていた日数とは異なる。
ひ
ふ
フィボナッチ数列
始めに0があり、その0に1をたして1になり、1に1をたして2になり、と続くAn+2=An+An+1の関係にある数列。 0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,610,・・・・・。An+1÷An=1.618(黄金分割比)、An÷An+1=0.618(黄金分割比の逆数)、An+2÷An=2.618、An÷An+2=0.382などがチャート分析においてよく使われる。
フェデラル・ファンド・レート
FFレート。米国の代表的な銀行間短期金利。金融政策の誘導目標金利・政策金利。フェデラル・ファンド(Federalfunds)とは、米国の市中銀行が連邦準備銀行に預けている無利息の準備預金。これを銀行間で貸し借りする時の利率がFFレート。FFレート変更後、マーケットには大きな影響が出る。
フォワード(Forward)
先渡し取引。相対で行われる予約取引。将来の時点に、予め定めた価格で、ある商品を売買する約定をする。現物決済が原則で、実際に現物の商品の受け渡しを行うため、元本100%分の資金が必要。
双子の赤字
財政収支と経常収支の2つの赤字のことで、特にアメリカの赤字を指す。1980年代に米国では減税や国防支出などで財政赤字が増大、国際競争力の低下で貿易赤字も増大し、双子の赤字がドルの信用を低下させ、プラザ合意を経て急激なドル安となった。クリントン政権下において改善されたが、2003年会計年度の財政赤字はブッシュ政権におけるテロ対策費、戦費、大型減税等により過去最大。国内消費が旺盛なため輸入増による貿易赤字も膨らみ、経常収支の赤字額も過去最大となっている。
フューチャーズ(Futures)
先物。フォワードが相対取引なのに対し、フューチャーズは取引所取引。当初の予約(買い予約、あるいは、売り予約)に対して、予約の期限(限月)までに、反対取引(売り、あるいは、買い)を行い、その損益をやり取りする取引。
プラザ合意
1985年9月、ニューヨークのプラザホテルで開かれたG5での合意。多額の貿易不均衡に対処するため、基軸通貨であるドルに対して、参加各国の通貨を一律10?12%幅で切り上げ、そのための方法として参加各国は外国為替市場で協調介入を行うことが合意された。この合意は週末に行われ、翌月曜日の1日(24時間)で、ドル円レートは、1ドル235円から約20円下落した。
ブラック・マンデー
1987年10月19日月曜日のニューヨーク株式の大幅な下落。ニューヨーク・ダウは1日で508ドル下落、下げ幅は1929年10月29日の BlackThursday(暗黒の木曜日)を上回った。アメリカの財政赤字や貿易赤字、ドル安に伴うインフレ懸念などが原因とされる。株価暴落は東京市場、ロンドン市場、フランクフルト市場などに波及、10月20日の日経平均は3836円安(14.9%)の下げという史上空前の大暴落となったが、金融緩和政策を続けていた日本の回復は早く、バブル経済に繋がる。
BRICs(ブリックス)
ゴールドマン・サックス社が2003年秋に投資家向けにまとめたリポートで用いた、ブラジル・ロシア・インド・中国の4か国の頭文字をとった造語。 2039年には、現在の世界の経済大国のトップ6か国(アメリカ・日本・ドイツ・フランス・イギリス・イタリア)の合計を「BRICs」が経済規模で上回ると予測している。
ブルームバーグ(Bloomberg)
金融・ビジネスの情報プロバイダー。1981年、マイケル・ブルームバーグがソロモン・ブラザーズを退社し、イノベーティブ・マーケット・システムズ設立。1986年、社名を現在の「ブルームバーグL.P.」に変更。現在、世界100カ国、15万人を超えるユーザーに最先端の金融情報サービスを提供、社員数約8000人。マイケル・ブルームバーグは1942年、平凡なサラリーマン家庭に生まれ、ハーバード大学でMBAを取得。1966年にソロモン・ブラザーズに就職。2002年からニューヨーク市長。
プレミアム
オプションの価格のこと。オプション価格は、そのオプションがどれくらいの価値を持っているかを表わす。本質的価値(現時点でオプションを行使した場合の価値)と時間価値(今後、どれくらいの利益が得られる可能性があるか)の合計額。
へ
ペイオフ
金融機関が破たんした場合に、元本1000万円とその利子を限度額として預金者に払い戻す保護制度。元本1000万円を超える部分とその利子は、預金保険機構が概算払い率を乗じた額で買い取り、預金者に支払う。
ベージュブック
地区連銀経済報告。米国の連邦準備銀行がまとめた地域の経済状況を報告する文章のこと。FOMCが開催される2週間前の水曜日に公表する。報告書がベージュ色のためベージュブックと呼ばれる。
ヘッジ・ファンド
通貨や株式、債券などへの投資にあたって、先物やオプションなどの金融派生商品(デリバティブ)での運用も行い、相場の上下にかかわらず収益を追求するファンド。一般の公募の投資信託とは違い、バミューダなどのタックスヘイブン(非課税国地域)で私募のパートナーシップとして設立され、高リターンを追求し、運用成果の一部を運用担当者が成功報酬として獲得するという形がとられることが多い。
ヘッド・アンド・ショルダーズ
チャートパターンの一つで、3つの山を形成する典型的な天井の形。三尊天井。欧米では3つの山を、人の頭と両肩に見たててこのように呼ぶ。高値(A)をつけた後に下降(B)し、再び上昇してAよりも高い値(C)をつける。その後下落してもBまで下がらず(D)反転、3度目の高値はCまで上がらずに下落。BとDを結んだ線がネックラインで、この線を割り込むと下げに転じたと判断する。
ほ
ポイント・アンド・フィギュア
時間を無視し、連続した×と◯の列を使って表現したチャート。アメリカのチャート参考書では一般的。上昇が×、下降は○。×・○の1個の値幅を決めておき、動いた値幅に相当する数の記号を、同方向への動きは1列に積み上げ、または下にさげて記入する。方向が変わったら次の列に移る。×○の並びや形からトレンド分析やパターン分析を行う。
貿易収支
モノの輸出入の収支。貿易収支が黒字か赤字か、貿易黒字の減少・増加、貿易赤字の減少・増加は、通貨に対する需要の増減につながるため、為替レートにも影響を及ぼす。変動相場制の下では、2国間で一時的に貿易収支の不均衡が生じても、貿易黒字国の通貨が上昇して黒字国の輸出品の価格競争力が低下し、貿易黒字が縮小するという、貿易収支不均衡の調整メカニズムが働くと考えられている。
ポートフォリオ
保有資産の構成内容。ポートフォリオは分散投資を前提にしており、株式や債券、外貨建て金融商品など異なる投資対象の組み合わせによって、リスクの最小化とリターンの最大化の両立をめざす。ポートフォリオの決定には、さまざまな理論があり、これらポートフォリオ選択理論に基づいた資産配分比率の決定がなされる。
ボラティリティ
原資産価格の変動(ぶれ)の平均値で、年率(%)で表示される。為替レートの予想変動率。ボラティリティが高いほどオプション価格(プレミアム)は高くなり、逆にボラティリティが低いほどオプション価格(プレミアム)は低くなる。
ボリンジャーバンド
一般には標準偏差帯と訳される。移動平均線の上下に同期間に於ける標準偏差(又はその整数倍)のラインを引き、価格の大半がこの中に収まるという統計学の理論を応用、ボラティリティや現在の価格水準の高低を考える際に利用される。「平均値±標準偏差」内にデータが入る確立は約68%、「平均値±標準偏差の 2倍」内にデータが入る確立は約95%、「平均値±標準偏差の3倍」内にデータが入る確立は約98%。この範囲外は統計学上の異常値である為、買い場・売り場となるのが一般的。支持線・抵抗線としての利用方法もある。?







